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新年の御挨拶
新年明けましておめでとうございます。
新春を緩やかな中にご家族とともに迎えられ、心からお慶び申し上げます。
今年は戌年で、戌は非常に忍耐強く、確個とした信念と人を助ける義侠心を持ち危機に対して冷静に判断行動すると言われています。今年こそこの社会の危機を変革する歴史的使命を果たすためにも、「組合が変わる、社会を変える、つくろう格差のない社会−職場・地域から」を合言葉にチャレンジしなければなりません。
景気は回復基調にあるといわれていますが、しかし雇用所得は依然として伸び悩んでおり、消費は一進一退が続いています。地域経済や中小企業は回復感が乏しい状況です。産業・企業間もまだら模様で景気が回復したとはいえない中で、政府は1月から定率税の縮小、さらに2007年1月から全廃を打ち出し、税・社会保障の負担増と給付削減等、弱いものいじめのサラリーマンを狙い撃ちの大増税を押し付けてきました。また、社会的課題として男女共同参画、公務員制度改革、フリーター・ニート問題、政治活動の再活性化、平和問題など難問題を抱えていますが、この社会の不条理に対して闘う姿勢を持ち、行動することが出来るのが労働組合の役割と責任であることを肝に銘じ、このことに自覚を持った行動が強く求められています。
2006春季生活闘争をはじめ組織強化拡大、仕事と暮らしの安心を求める政策制度の実現をめざし、すべての働く人の先頭にたって、21世紀の未来のため、時代の改革に自信と誇りを持って頑張っていくことが必要です。
今年は新たな飛躍と明るい年となりますようご祈念します。
日本労働組合総連合会富山県連合会
会 長 草 嶋 安 治
新年のあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
明るい未来を切り拓き、そして今年こそ将来への不安が少しでも緩和される年になるように、そんな思いを強く感じながら新年を迎えました。わが国経済は、「景気は踊り場を脱却した」との認識を政府は示していますが、果たしてそうでしょうか。
景気の行き先にも、家計の雇用・所得環境は依然として厳しく、個人消費は横ばい傾向、原油高やアメリカや中国の景気動向など不透明な要素を抱えています。このような中、政府・与党は定率減税の廃止や所得税・住民税の増税や消費税率のアップなど増税のメニューを次々と打ち出し、さらに年金、医療、福祉など社会保障問題についても国民に痛みを強いようとしています。私たちはこのような小泉政権に対し、徹底して抵抗していく決意です。
当面する2006春季生活闘争は、賃金カーブの維持にプラスして実質的に賃金カーブを上向かせるための原資を要求し、労働者家計の可処分所得の改善をめざして精力的に取り組んでいきたいと思います。
また、中小労働者の格差縮小にも力を尽くしていきます。パートタイマーや派遣労働者等非典型労働者の処遇改善も極めて重要な課題です。中小共闘やパート共闘の闘いを果敢に進めていきます。
労働組合の組織拡大も急務です。低下を続ける組織率、今や雇用労働者の五人に一人以下の参加しか得られていない日本の労働運動です。経営者や政府に対する影響力の低下も否めません。労働組合のない中小企業の職場は全国津々浦々に沢山あります。労働組合に参加していないパートタイマーや派遣労働者の数は一千数百万人に達しています。組織率が非常に低い産業・業種もあります。構成組織・地方連合会が一丸となって組織率の復元をめざして頑張り合いたいと考えています。
今年も多岐にわたる課題が山積しています。真剣に運動課題に向かい合い組合員の皆さんと心を一つにして力を合わせて、臆せずチャレンジして頑張っていきたいと臍(ほぞ)を固めております。
連合富山に集う構成組織、加盟組織のみなさまのご理解ご協力を重ねてお願いし新年のごあいさつとします。
日本労働組合総連合会
会 長 木 剛