2008年「なんでも労働相談ダイヤル」集中取組開催される

連合は、例年、春季生活闘争の取り組みの一環としておこなっている、「なんでも労働相談ダイヤル」の取り組みを2月14日〜17日にかけ、全国一斉に行った。

富山駅前で雪の中「なんでも労働相談」の街頭演説する森本機長

連合富山も、2月16・17日にボルファートとやまで開催することとし、今年はパートタイム労働者等の均等待遇・最低賃金引き上げのためのキャンペーンと連動した取り組みと位置づけ、2月14・15日に県下5カ所の駅頭において、ビラ配布をしながら連合と取り組みについてアピール行動をした。
また、2月16日・17日には、毎年実施している「なんでも相談ダイヤルの集中取り組み」のキャンペーンを展開し、専門相談員にも協力をお願いし、組織強化拡大、中小労働運動強化推進委員の協力者を得て実施した。

例年相談者が集中する日曜日が荒天となったことも影響し、相談件数は、訪問9件、電話による相談26件の合わせて35件にとどまり、昨年の件数を42件下回ったものの、パートや有期契約労働など、不安定な雇用環境におかれている方々からの相談が大半を占めた。

(電話応対や当日の行動指示を確認する安東事務局長)

本年の特徴として労働契約違反や不当解雇に関する相談が際立って多く、働く現場は、企業業績の回復、向上とはまったく裏腹な実態であることがうかがえる。また、パワハラや不当解雇、差別待遇などの相談も多く、内容そのものが悪質化、深刻化している。
2月16・17日の集中相談キャンペーンは、終了したが、連合富山は、なんでも労働相談ダイヤルを通年的に設置しており、引き続き職場で働く皆さんの悩みや疑問に応じていく。
また例年、街宣行動やビラ、連合富山ホームページ、マスコミによる周知により、集中取り組み以降、引き続き多くの相談が寄せられる傾向にあり、各地協や地方アドバイザーとの連携のもと、相談の事後のフォロー、組織化の対応も含め、取り組みを継続強化していく。

<取り組み内容>

・ビラ配布 富山地協 北日本新聞折込 38,000枚 2月15日
  高岡地協 北日本新聞折込 28,000枚 2月15日
  砺波地協 北日本新聞折込 10,000枚 2月11日
  新川地協 各戸ビラいれ 6,900枚 2月1〜15日
    北日本新聞折込 6,000枚 2月16日

・早朝街宣・ビラ配布 砺波地協 2月14日(木)7:00 JR石動駅頭 9名
  砺波地協 2月14日(木)7:00 JR福野駅頭 11名
  新川地協 2月14日(木)7:40 JR黒部駅頭 10名
  高岡地協 2月15日(金)7:25 JR高岡駅頭 18名
  富山地協 2月15日(金)7:40 JR富山駅頭 11名

件<相談内容>労働契約4、賃金関係6、労働時間6、雇用関係6、保険関係6、その他7計35

参加者

専門相談協力: 東弁護士、中土・山中各社労士、大庭(就職支援機構)、真田・山城各地方アドバイザー
連合構成組織: 山本(自治労)、堀野(JAM)、平井(UIゼンセン同盟)、仲・太田(JEC連合)、藤畑(電機連合)、高野・野村(運輸労連)、西田(JP労組)、藤井・大塚(全国農団労)、瀬川・若林(情報労連)、畑中(全国一般)、池畑(化学総連)、金山(私鉄総連)、黒川・西田(富山地協)、竹島・明野(高岡地協)、繰菅・前川(新川地協)、斉藤(砺波地協) 各組織強化拡大、中小労働運動強化推進委員
連合富山専従役職員: 森本・安東・平野・北宮・沢井・大木・長崎・仲嶺



▲ ページのTOP