改正パート労働法学習会開催報告

 2008年春季生活闘争の重要な格差是正の取り組みとして4月1日施行の「改正パート労働法」の学習会を2008年3月15日(土)14:00からボルファートとやま 4階 「珊瑚」において講師に、池田悦子社会保険労務士そして途中から村井宗明衆議院議員にも参加いただき開催された。学習会には一般参加者や関係者など事前のラジオCM、新聞やビラなどの広告で集まった一般参加者や連合富山傘下の組合役員やパート組合員など45名の参加があった。

 北宮副事務局長の進行で始められ、主催者を代表して森本会長から「今春闘は組合員以外の労働条件に対しても取組を進めている、今回の改正法の労働者への周知や協約などの見直しをさせることも組合の役割としてある。働くものが一体となった運動を展開していこう」との挨拶があった。

 引き続き池田社労士から、労働者の視点・経営者の視点を交え改正法のポイントについて解説がなされた。(1)契約書の交付義務、(2)努力義務である賃金の設定については、”パートだから”は理由にはならない、雇用主へその説明を求めること、など判りやすく説明された。このあと安東事務局長より県内のパート賃金の取組状況も含め連合富山の春闘の取組について報告があった。来賓として村井議員からの挨拶を受け、その後の意見交換にも加わっていただいた。質疑を2〜3受け終了した。アンケートには、有期契約であることの不安や低賃金、社会保障への要求が際立って多く、深刻な状況も寄せられた。

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