連合富山「はぐくみの森」ボランティア活動開催
参加者全員で記念撮影
 連合富山は、組織労働者だけの活動ではなく組織以外とりわけ地域に密着した活動に取り組むことを目的に、ボランティア活動に取り組むことを確認し今年初めての試みとして、7月5日射水市野手地内(射水市有林)において構成組織組合員や家族・子供さんも含め54名が参加してボランティア活動を行った。
  当日は、梅雨の最中であったが好天に恵まれ主催者を代表して森本連合富山会長の挨拶、富山県を代表して宮長富山県森林政策課長、また、地元射水市を代表して竹内射水市産業経済部長の来賓挨拶に続いて作業上の注意事項等述べられ参加者全員で記念撮影後それぞれの作業に取りかかった。
  作業は、事前に切ってあった雑木をバケツリレー方式でチッパー機の所まで運んで粉砕しそのチップを歩道に敷き詰める作業とため池の周りに安全柵の設置作業および雑木林の下草刈りと樹木の手入れなどそれぞれの作業に汗を流した。

 

参加者 JAM 9名 JEC連合 5名 JP労組  2名
UIゼンセン 4名 化学総連  2名 国交総連  3名
県教組 2名 自治労   6名 私鉄総連  3名
情報労連 5名 農団労   2名 電機連合  2名
連合職員 9名    
開会式挨拶をする森本連合会長
宮長悟富山県森林政策課長
竹内直樹射水市産業経済部長

開会式次第
10:00 開 会 連合富山事務局長 安東  誠
  主催者代表挨拶 連合富山会長 森本 富志雄
10:07 来賓挨拶 富山県 参事森林政策課長 宮長  悟
    射水市 産業経済部長  竹内 直樹
10:17 来賓紹介    
    富山県知事代理 参事森林政策課長  宮長  悟
 

  射水市長代理 産業経済部長

竹内 直樹
    富山県岡農林振興センター所長 嶋崎 秀豊
    高岡地区森林組合組合長 山ア 厚志
    とやまの森づくりサポートセンター所長 小見  豊
10:20 作業説明 富山県岡農林振興センター班長 林   功
10:23 記念写真撮影 (参加者全員)  
10:30 作業開始    
13:00 記念植樹     
14:30 閉会式    
 
■ス ナ ッ プ 写 真 だ よ
チッパー機取扱説明を受ける赤ヘル軍団(金山・森・芝草・沢井)
  最後まで機械を離れることなく大変な作業であった
雑木をチッパー機まで運びチップ造りをする作業
  池の周りに安全柵の設置作業
団結力で予想以上にはかどった
完成間近
下草刈りと枝打ち
昼食休憩
記念植樹
 
「はぐくみの森」を造るにあたり

 いま世界各地で地球温暖化に対する関心がたかまっていますが、今なお二酸化炭素を吸収してくれる森林の伐採が続き地球規模で地球温暖化の前兆ともとれる異変が各国各地で報告されています。
 日本においても、1997年12月に京都議定書が確認され当時6%の二酸化炭素削減でしたが現在は当時よりも7.2%も多く排出していてトータル13.2%の排出削減をしなければならない状況となっています。
 日本が約束した6%の二酸化炭素削減目標のうち、約3分の2が森林による吸収でまかなわれる予定です。しかし間伐や植林などの森林管理が行われないと、森林の二酸化炭素を吸収する力が弱まってしまいます。
 私たち連合富山も、連合が加盟している「美しい森林つくり全国推進会議」の「連合の森づくり」方針に基づき、森林に入って体を動かすこと自体が楽しいすなわち自分自身が楽しんで、結果的に「地球温暖化防止」につながる森林づくりのボランティア活動に参画していくこととしたい。
 「地球温暖化防止」というと、もう私たちの手に負えないことだと思いがちですけど、本当は毎日の小さな積み重ねです。電気や水道をこまめに止めたり、エコバッグを持ち歩いたり。それと同じようにたくさんの人が温暖化や森林に関心を持ち、森林がきれいになれば山の保水力が高まり、自ずときれいな水となり、きれいな水で育てた作物は安全でおいしい作物になりまた、きれいな海を育て安心して食されるおいしい海の幸を生み出す。小さなことをコツコツと続ければ、それが集まって大きな力になるのだと思います。
 以上のような趣旨をご理解いただき、本年から恒常的な取り組みとなりますが「連合富山・はぐくみの森」を造りみんなで育て上げていくこととしたい。
 具体的には、県の森づくりサポートセンター「企業の森づくり」に登録し「連合富山・はぐくみの森」(仮称)として森づくり活動をしていく。

「はぐくみ」とは、
        環境を育てる。
        森を育てる。
        川の水をきれいにしおいしい食物を育てる。
        きれいな水で豊かな海の幸を育てる。
        そこに参加した人々の心を育てる。

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