新年あけましておめでとうございます。


皆様方にはご家族と共に清々しい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、日比谷の年越し派遣村のニュースで明けた昨年は、引き続き「世界同時不況」の大きな波に国の内外が揺れ動いた一年となりました。
また長く続いた旧自公政権による失政と不作為によって、雇用の現場では「解雇」や「雇い止め」、労働条件の切り下げ等の理不尽な対応が再び横行しました。
加えて完全失業率は高止まりしたままの状況で、今春の新規採用すらも手控える企業があとを絶ちません。
そのような中、昨年2月、米国では共和党政権から民主党オバマ政権へとチェンジし、わが国においても昨年8月30日に施行された第45回衆議院議員選挙において、民主・社民・国民新党による「鳩山連立政権」が誕生しました。
まさにこれまで待ち望んだ「政権交代」が現実のものとなった今、私たちは政権に「対峙」してきたこれまでとは「立場」を変え、新しい政権を支え、ともに新時代を築く気概をもって行動し、真の国民が主役の政治、国家を目指さなければなりません。
そして、まずは「雇用の場の確保と安定」、そして「不安なく働ける環境」の再構築をはじめとする「勤労者のための政策実現」に向け、政労使で取り組んでいきます。
さて、連合富山は、昨年12月16日をもって結成20周年を迎えました。これもひとえに多くの諸先輩や関係諸団体のご支援の賜と深く感謝を申し上げる次第です。
そして迎える2010春季生活闘争、今夏に施行される第22回参議院議員選挙において、私たちは組織の総力を挙げ、勝利を勝ち取らなければなりません。
私たち連合富山は、「すべての働く者の連帯で 希望と安心の社会を築こう!」を活動の旗印に、本年もたゆみなく活動を展開していきます。どうか引き続き皆様方のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
新しくスタートした2010年が皆様にとって輝かしく明るい一年となりますよう、ご祈念致しまして年頭のご挨拶とさせていただきます。

日本労働組合総連合会富山県連合会 会長  森本 富志雄


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