2011春季生活闘争勝利を目指して!

 連合富山は2011春季生活闘争の効果的な取り組みを目指して第1回共闘会議推進委員会を開催した。
 冒頭、松田委員長(連合富山副会長)より「連合富山の春季生活闘争を推進していくために昨年からこの委員会が設置された。また、同じく昨年より設置された業種別共闘連絡会議によって構成組織の枠を超えた情報交換をし、春季生活闘争をより効果的に闘っていかなければならない。組合員の労働条件向上を目指し、取り組みを推進していく」との挨拶を受けた。
 続いて、連合富山を代表して森本会長より「2011春季生活闘争では統一ベアはないが、非正規雇用労働者も含めたすべての労働者の労働条件の向上に取り組まなければならない。低下し続けてきた賃金を復元し、デフレ経済からの脱却のために個人消費を回復させ内需拡大を目指す。昨年から全国の地方連合会に先駆けて業種別共闘連絡会議を設置した。この委員会はそれらの推進のための委員会である。業種共闘によって地場・中小の底上げをしていかなければならない。2011春季生活闘争で組合員のための成果を上げ、労働組合としての求心力を高め、その上で4月の富山県議会議員選挙へと繋がる闘いとしたい」との挨拶を受けた。
 その後、事務局より経過報告と当面の具体的な取り組みについて提起した。直近の取り組みとしては2月15日(火)に第1回業種別共闘連絡会議全体会議の開催や2月14日(月)〜16日(水)の全国一斉なんでも労働相談ダイヤルを取り組むことなどが確認された。




※業種別共闘連絡会議
  構成組織の枠を超え、各加盟組織が「金属」「化学・繊維・食品製造」「流通・サービス・金融」「交通・運輸」「公益・インフラ」の5業種に分かれ、情報交換・意見交換をし、より効果的な闘争を取り組むための体制。2010年より全国の地方連合会に先駆けて設置され、連合本部も、この取り組みに対し注目している。


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