委員会の冒頭、松田委員長は「3月11日の震災の影響を受け、本日予定していた地場・中小総決起集会を事後承認ではあるが中止した。当初確認した取り組みは、必ずしもやりきれていないが、この後、地場中小の決着をめざす対応について協議をお願いしたい」と挨拶した。引き続き、連合富山の森本会長から「早期決着をして、復興対策などに取り組んで欲しい。合わせて、4月10に投開票の県議選では11人全員の当選に向け取り組んで頂きたい」との挨拶を受け、協議に入り、下記について確認した。
<第3回共闘会議推進委員会確認事項>
賃金水準の低下に歯止めをかけ格差拡大を阻止するため、「賃金カーブ維持相当分」の確保、算定が困難なところは闘争方針で確認している「5,000円以上」の獲得を目指す。一時金を同時要求している組合は、企業業績の向上分を反映させた上積みを目指す。
また、今次春季生活闘争の大きな取り組みであるパートや派遣などの非正規労働者の労働条件の向上に取り組む。
4月1日からは富山県議会議員選挙が始まるが、経営者の賃金抑制を打ち破るため、あらゆる戦術を駆使して、メーデー前決着(4月内)を目指す。
各構成組織は、地場・中小組合への支援と指導を強め、連合富山と各地協も側面から組合への闘争支援に取り組む。
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