会議の冒頭、松田委員長から「メーデーをむかえる時期が来ているが、状況を見ると取り組みが遅れている。本日は、この後の取り組みついて協議を頂きたい。特に、例年取り組みを行っている妥結ミニマムの設置などについても意見をお願いしたい。この会議は後1〜2回の開催を予定したい」と挨拶した。引き続き、森本会長からは「各組織でご尽力頂き県議選を戦ったが、7名いた推薦候補が6名となり、厳しい結果となった。今春季生活闘争は震災と重なり影響が出ている。自粛ムードが強まっているが、賃上げを行い、内需を拡大し、経済の活性化をはかることが求められている。賃上げは前期実績を上回っている。一時金も大幅にアップしている状況を今後の闘いに活かして早期の決着をめざしてほしい」と挨拶を受けた。
このあと、4月16日に開催された、第3回化学・繊維・食品製造等共闘連絡会議の報告を受け、今後の取り組みについて事務局より提案した。
協議の結果、現時点の回答・妥結状況を考慮し、今年度は妥結ミニマムを設定せずに前年実績を上回る水準の確保をめざし、あらゆる戦術を駆使してメーデー前の決着をはかることをめざすことを確認し会議を終えた。
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