すべての働く者の連帯で働くことを軸とする安心社会へ

 連合富山と連合富山地協は、4月29日(金)ボルファート前の環水公園親水広場において、組合員約4,500名の参加のもとで、「働くことを軸とする安心社会」と「東北地方太平洋沖地震の復興支援」をめざす第82回富山県中央メーデーを開催した。来賓には、石井隆一富山県知事、森雅志富山市長、堀江雅和富山労働局長、草嶋安治労福協副理事長、村井宗明民主党県連代表、菅澤裕明社民党県連合幹事長、針山常喜富山県民社協会会長をはじめ、連合富山、富山地協が推薦する各級議員の皆さんや労働福祉事業団体の各代表に出席を頂く中で、石井県知事、森富山市長、堀江富山労働局長から挨拶を受けた。
 式典の冒頭、実行委員会を代表して連合富山地協の土肥克彦議長、主催者を代表して連合富山の森本富志雄会長が挨拶した。
 第82回富山県中央メーデー式典では、政党や立山町・上市町からのメッセージの報告とともに連合東北ブロック連絡会からのアピールとして「3月11日に発生した東日本大地震と巨大な津波により東北地方とりわけ、岩手・宮城・福島では、死者14,000人、行方不明者13,687人(4月20日現在)の人的被害とライフライン、家屋、産業基盤、行政機能の損壊と甚大な被害を受けました。大震災から50日、徐々に復旧は進みつつありますが、未だ立ち入り禁止区域が設けられ、被災者のご遺体が発見される日々が続くなど、復興は緒についたばかりです。未曾有の災害により復興の長期化が予想されます。連合東北ブロック連絡会として復興に全力を上げる決意を申し上げ、引き続きのご支援をお願いいたします(省略)」が報告された。この後、「すべての働くものの連帯で、働くことを軸とする安心社会と自由で平和な世界をつくろう!」のメーデースローガンとメーデー宣言が採択された。引き続、5組合14点の応募があったプラカードコンテストの表彰、5万円の旅行券やボルファートの利用券があたるお楽しみ抽選会を実施し、最後に、森本富志雄連合富山会長の発声で団結ガンバローを行い、ほぼ予定通り11時過ぎに第82回富山県中央メーデーを終了した。


▲ ページのTOP