連合本部が推進する非正規労働者に関わる組織拡大キャンペーンと連動させた「全国一斉相談ダイヤル」の一環として連合富山においても６月９・１０日の２日間にわたり実施した。
　実施前段の６月７日・８日には、県下４か所にて実施した街頭宣伝を通じて、電話・面談による労働相談キャンペーンの周知のほか、２０１１春季生活闘争を通じた連合富山の取り組みや地域ユニオン（とやまユニオン）の活動、最低賃金引き上げや公正取引確立などの課題についても街頭からアピールを行った。
　９日・１０日で対応した「労働相談」については、キャンペーン実施日が平日ということもあって、相談件数は６件にとどまったものの不当解雇や労働条件の切り下げ等、理不尽扱い処遇に対する相談内容が大半を占めた。
　連合富山は、地方アドバイザーを中心に引き続き通年で労働相談を展開しており、相談者個々の問題解決と同時に「組合づくりへつなげる」ことを目指し、個人や集団としての「とやまユニオン」への加入促進等「仲間づくり（組織拡大）」に向けた取り組みを強化していく。