6月23日〜24日に開催された、『2011平和行動in沖縄〜「願う」平和から「叶える」平和へ』つながろうNIPPON!〜に、連合富山女性委員会から4名が参加した。23日の「2011平和オキナワ集会」では、シンポジウム「日米地位協定の抜本改定を求めて」が開催され、「日米地位協定」がいかに不平等なものであり、しかもその協定すら守られていない実態が明らかにされ、早期改定の必要性を確認した。その後の平和式典では主催者代表として古賀連合会長や仲村連合沖縄会長の挨拶や仲井眞沖縄県知事の挨拶があり、6月23日に平和を祈るそれぞれの方々の強い思いが感じられた。国土面積のわずか0.6%にすぎない沖縄県に全国の米軍基地の74%が集中している事実、この米軍基地が県民生活に大きな負担を強いている現状等を訴える「平和アピール」が採択され、集会が閉じられた。
24日は、「ぴーすフィールドワーク」で米軍基地視察等を行う活動では、普天間基地と嘉手納基地を眼下にすると、それぞれの基地が抱える問題を実感した。変換された北谷米軍跡地は今や映画館やデパートが建ち、多くの住民や観光客が集まる場所に生まれ変わり、大きな経済効果を生んでおり、沖縄経済が「基地」でもっているというのは大きな間違いであることが眼前に見て取れた。
この後、県庁前で集会を開き、国際通りをデモ行進し、2011平和行動in沖縄を締めくくった。
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