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2021地域活性化フォーラム開催!

2021/06/12

 連合富山は6月12日(土)に、労働生産性や技術力の向上による働き方の見直しを通して、中小企業の経営基盤の強化に取り組み、地域の活性化に向けて、富山県内の行政・経済界の方々と共に課題や先進的な取り組みについて共有する連合富山2021地域活性化フォーラムを開催した。

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 開会にあたり、主催者を代表して辻会長が、「コロナ禍を通して明らかになった主な課題として、まず一点目に雇用・生活・経済面の課題、そして二点目に地域社会における課題があげられる。このような課題に対する取り組みとして『時代に即した働き方の見直しや労働環境の改善』と『地域社会を支える中小企業の基盤強化』が必要となることから、連合富山は持続可能な社会・経済をめざし、働くことを軸とする安心社会を実現していく。引き続き、長時間労働を是正し、働きやすく、生きがいを持って生活できる社会へ、企業・地域社会・行政自治体が共に協力できる基盤を整備していくために、富山県・労働局・行政機関、経営者団体など、関係団体のご協力を得ながら、社会全体を巻き込んだ運動を展開していく」と挨拶した。

 第1部講演では、富山県中小企業家同友会の近江相談役より、コロナ禍における中小企業を取り巻く課題についてというテーマで、「コロナ後の社会に見据え、新たな価値創造をめざし、『労使の新しい見解』を見つけていくことが重要であり、社員が自発性を発揮できるようにしていくことが経営者のやりがいであり、責任である。『互いに認め合い、誰一人取り残されることのない社会』の実現に向けて連合と連携をはかっていきたい」と述べられた。

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 引き続き第2部では、ハリタ金属株式会社 張田代表取締役社長より「持続発展可能な循環社会の実現と働き方改革・人材育成の取り組み」と題し、『Sustainable』をテーマに、「環境事業」「働き方改革」事例の紹介を通じ、中小企業が従業員とともに企業の存在価値を高め、地域経済の発展につなげる施策について講演があった。企業紹介や循環経済の取り組みについての説明の後、ハリタ金属の進めてきた働き方改革について「全従業員が『人生の豊かさ』を実感する自発的な従業員で構成された組織であるために、従業員の成長が必要であり、そのための働き方改革である。それは経営者の責務であり、今後はエンゲージメントの向上が必須である」とのお話があり、「働き方改革」と「生産性」「付加価値」の同時実現に向けたご苦労について、出席者とともに共有し、フォーラムを終了した。

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