富山地域協議会お知らせボード

日　時　　２０２３年１１月１４日（火）　９：００～

場　所　　富山市役所　５Ｆ「副市長応接室」

　６課題３３項目にわたる富山市のすべての働く者・生活者のための政策・制度要求書を今本副市長に手交した。

　冒頭、石田議長が「先の総会に祝電をいただき感謝申し上げる。新たな役員体制で地協活動に邁進していく所存である。今後も地協活動へのご理解とご協力をお願いする。３年半にわたるコロナ禍は私たちの生活を激変させたが、５月から感染症法上の位置付けが５類に移行したことに伴い、停滞していた社会経済活動も回復傾向にある。しかしながら、私たち働く者を取り巻く環境は実質賃金の低下や物価高騰により厳しさが増している。企業においても人出不足や原材料費の高騰などによるコストの増大が経営に大きな負担となっており、中小・零細企業ほど価格転嫁が進まず苦しい状況にある。雇用と暮らしを守るため、そして将来にわたる生活の安心・安全に向け、私たちの政策・制度要求を次年度の諸施策に反映していただきたい」と挨拶した。

　続いて、今本副市長から「コロナ禍で様々な状況が変わらざるを得ない。この強いられた変化をどのように捉えていくかが重要になる。人手不足についても基礎自治体である市町村だけでは対応が困難であり、国との連携が不可欠である。ポストコロナを見据えた行政運営が必要となる。提出された要求については可能な限り対応を検討したい」との挨拶を受けた。

　その後、学校現場での課題や公共交通への支援策の拡充、災害時の対応などについて意見交換を行い、要求書提出を終えた。