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2020春季生活闘争・闘争開始宣言集会を開催
連合富山は2月3日(月)にボルファートとやまにて、2020春季生活闘争・闘争開始宣言集会を開催し、今次闘争が本格的にスタートした。
主催者を代表し、連合富山・辻会長から、1月28日の、経団連と連合本部による労使会談の論点説明の後、「本日、連合富山の春季生活闘争がスタートし、同時に、『長時間労働の是正』や『雇用形態間の不合理な格差』を無くし、様々な雇用形態で働く労働者の賃金・労働条件の改善に向け、社会的キャンペーン行動も同時に展開していくことになる。連合は、あくまで、月例賃金の引上げが最優先である事を改めて交渉の中で強く伝え、世の中全体に7年連続となる『賃上げの流れ』を示していく。加えて『人への投資』『企業規模間・雇用形態間格差の是正』『再雇用者の賃上げ』、また、本年4月の働き方改革関連法の本格施行を踏まえ、『働きがいのある職場の構築』、さらに『取引の適正化』に取り組んでいく。今次闘争を通じて、県内・全ての働く仲間42万人の『底上げ、底支え、格差是正』を実現し、安心して働くことができる環境を作るよう組織・未組織、規模の大小を超えて、構成組織・地域協議会と連携し、『2020闘争勝利』を目指すと共に、7万連合富山を目指した組織化も同時に取り組むので皆さんのご支援とご協力をお願いする。」と挨拶があった。
続いて、浜守事務局長からは「2020春季生活闘争方針」の要旨説明、長副事務局長からは「連合富山の取り組み」について提案があり、①業種別共闘連絡会議の取り組み、②回答引き出しと決着に向けた交渉配置、③社会的キャンペーン「連合アクション」と連動した取り組み、などについて全会で確認をおこなった。
その後、5つの業種別共闘連絡会議の代表者による決意表明、労働政策委員会の栗原委員長による闘争開始宣言の提案・採択を行い、最後に、辻会長の団結ガンバロー三唱で、連合富山2020春季生活闘争勝利に向け、全体で闘い抜くことを確認し、宣言集会を終了した。
<決意表明者>
◇金属共闘連絡会議 基幹労連 /日本高周波鋼業労働組合 古谷直樹
◇化学・繊維・食品等製造共闘連絡会議 UAゼンセン/東洋紡績労働組合庄川支部 成瀬敬雄
◇流通・サービス・金融共闘連絡会議 全国農団労 /富山県農協労 山本仁志
◇交通・運輸共闘連絡会議 全自交労連 /富山交通労働組合 中島信二
◇インフラ・公益共闘連絡会議 JP労組 /富山名水の里支部 大畠悠司