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2023春季生活闘争4.5地場・中小労組(解決促進)総決起集会を開催
4月5日(水)にボルファートとやまにて、2023春季生活闘争における地場・中小労組の早期解決を促進するために、総決起集会を開催し、Web参加を含む128名の組合員が参加した。
主催者を代表し、浜守会長が「2023春季生活闘争を闘い抜く宣言をして以来、先行き不透明感が強まる中、経済の後追いではなく経済・社会の活力の原動力となる「人への投資」を積極的に求める「未来づくり春闘」を展開し、賃上げの継続にこだわり、交渉を続けてきた結果、多くの組合でベースアップを含む「賃上げ」を獲得しており、妥結賃金の平均額は2014年以降、最も高い水準になり、昨年以上の回答を引き出す結果となっている。しかし、物価の動向次第では来年以降も賃上げが続くかは不透明であり、これからが、正念場であり本当の春闘である。本集会では粘り強い交渉を続け、全ての未解決組合が4月月内決着となるまで、連合富山の総力を結集して闘い抜く事を参加者の皆さんとともに確認したい」とし、富山県議会議員選挙についてもふれ、情勢はかなり厳しい状況としながら「残された僅かな期間においても、出来る事を一つ一つ積上げて頂くようお願いする」と挨拶した。
その後、決意表明として、JAM・日本カーボンエンジニアリング労組の海老名執行委員長、運輸労連富山県連合会の松原書記長から、それぞれ組織の取り組み状況と早期決着に向けて闘うことなど、決意の一端を述べていただいた。引き続き、長事務局長からは、今後の対応について提起があり、「メーデー前までを「地場・中小労組解決促進期間」に設定し、先行組合が引き出した成果を追い風に、賃上げの拡がりと働き方の見直しに向けた回答の引き出しに全力を挙げ、未解決組合の早期決着に向けた取り組みを強化していく」とし、参加者全員で確認をおこなった。労働政策委員会の宮崎委員長から集会アピール宣言を提案し、満場一致で採択した後、最後は浜守会長のガンバロー三唱で集会を終了した。