最新情報
地方創生における富山県の観光産業への期待と敦賀延伸に向けた北陸新幹線の概要について学ぶ
連合富山は8/26(土)にボルファートとやまにて、地域社会を支える中小企業の経営基盤強化による地域の活性化に向け、富山県内の行政・経済界をはじめとする幅広い団体が地域における諸課題や地方行政の立場からの地域企業・産業の活性化に向けた構想等について共有するため連合富山「2023地域活性化フォーラム」を開催した。
開会にあたり、主催者を代表して浜守会長が「人口減少による人手不足、少子高齢化、そしてコロナ感染拡大により経済活動が停滞、または二極化により産業構造が崩れるなど、厳しい環境の中にいる。この社会に蔓延する様々な不安を解消し、経済の自律的・持続的な成長を取り戻す努力をしなければならない。本日のフォーラムが皆様の、相互協力の中で課題解決を進め、富山県の未来が輝く気づきの場にしたい。連合富山としても『よい社会・よい暮らし・よい職場』の実現を求めて富山県・労働局・行政機関、経営者団体など、関係団体のご協力を得ながら、社会全体を巻き込んだ運動を展開していきたい」と挨拶した。
基調講演では、第一部に富山国際大学現代社会学部観光専攻の大谷友男准教授を招き「北陸新幹線開業のインパクトと敦賀開業への期待と課題」と題し、地方創生における観光産業への期待と北陸新幹線の概要など、2024年の敦賀開業に向けて富山県の人口減少や人材流出、地域経済の発展、観光ビジネスについて調査データをもとに講演いただいた。
第2部では富山県地方創生局の竹内延和局長から「地方創生に向けた富山県の取組み」と題し、地方創生局の取組みや県内への移住促進の取組み、観光振興などについて講演いただき、竹内局長から「地方創生は県内に所在する個人や団体が、それぞれの立場で、住みよい環境の確保や活力ある社会の維持に向けて行動することが効果的かつ重要である」と話した。
最後に長事務局長からフォーラム出席へのお礼と連合富山の活動に対する引き続きのご支援をお願いし、2023地域活性化フォーラムを終了した。